日本橋トリビア
歴史編
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過去に大火や大震災や大空襲があったのにどうして同じ場所で商売し続ける老舗が多いのですか?

江戸は昔「天下の吹き溜まり」と言われ、故郷では跡取りになれない次男以下の他に行く当てのない若者達が、ここを死に場所と定めて必死に生き抜いてきた所です。
ですから、富士山の噴火や関東大震災や東京大空襲にも耐え抜いて、身代わりに死んだ人達の夢も全部引き継いで、次の世代の為に同じ場所で商売し続けているのです。